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外国人が尺八の本曲に魅せられる理由(1)

外国の尺八愛好家は古典本曲を好む。
彼らは男女を問わず、古典本曲を吹くために自国で尺八を習い、また来日して本格的に
尺八と取り組んでいると聞きます。全ては古典本曲を吹くために。
何故なのでしょうか!
ノヴェンバー・ステップスを立ち上げた人たち
YouTubeリンク(November Steps 前半November Steps 後半

大きな興味と共に、尺八関連の本を数冊読み込んでみると……。

武満徹作曲のノヴェンバー・ステップスに始まります。
鶴田錦史(琵琶)と横山勝也(尺八)のソロ、小澤征爾指揮ニューヨーク・フィルハーモニックオーケストラにより初演された協奏曲が、1967年11月9日、ニューヨーク・リンカーン・センターにおいて開催され、日本の邦楽が世界にその存在価値を認められた!ことが始まりです。

経緯は、当時映画音楽を手がけていた武満徹が、NHK大河ドラマ『源義経』(1966年)の音楽を担当。それぞれ琵琶の鶴田錦史、尺八の横山勝也と共同作業で音楽制作をすします。この経験を元に現代音楽純音楽作品として、琵琶と尺八のための『エクリプス』を作曲。これは武満にとって邦楽器のみの初の純音楽作品となり、また琵琶と尺八という組み合わせは邦楽の歴史ではそれまで見られないものでした。
この『エクリプス』の録音を、武満と親しくニューヨーク・フィルハーモニックの副指揮者を務めたことのある小澤征爾が同フィル音楽監督のレナード・バーンスタインに聴かせたところ、バーンスタインが非常に気に入り、これら日本の楽器とオーケストラとの協奏曲を書いて欲しいと武満に依頼することになります。そしてニューヨーク・フィルハーモニック125周年記念委嘱作品としてこの『ノヴェンバー・ステップス』が作曲され、1967年11月9日、ニューヨーク・リンカーン・センターにおいて、鶴田錦史と横山勝也のソロ、小澤征爾指揮ニューヨーク・フィルハーモニックにより初演されました。
この協奏曲は、その後多くの指揮者と世界中のオーケストラに於いて、何百回という演奏に恵まれます。しかしソロパートはほとんど全て鶴田錦史と横山勝也によって演奏されました。

この作品に対して武満自身は「オーケストラに対して、日本の伝統楽器をいかにも自然にブレンドするというようなことが、作曲家のメチエ(表現技法)であってはならない。むしろ、琵琶と尺八がさししめす異質の音の領土を、オーケストラに対置することで際立たせるべきなのである」「洋楽の音は水平に歩行する。だが、尺八の音は垂直に樹のように起る」と述べている。(敬称略)


武満徹と小沢征爾の対談集「音楽」の中で武満徹が語ります。
小沢:「音楽とはうんと個人的な、パーソナルなもので成り立っていると思う」のに、本来それを持ち味    にしていたはずの邦楽ですら最近は、ただ画一的に五線譜の枠内で音を縛ろうとする教育法    がはびこっている、それは問題だ。 
武満:「音楽の喜びは人間の感情の一番底の方にあるものでしょう。それはヴァイオリンやピアノに     代表される西洋音楽でもそうだけれども、日本の琵琶、三味線、琴、尺八も全部おんなじで      すよ。ぼくは近い将来もしかしたらほんとに日本の伝統的楽器、琵琶や琴や尺八などが全部     失くなっても仕方がないと思うな。現在のような教え方、習い方をしていたら失くなるのが当然     だと思うよ。
    つまり西洋音楽と違って日本の音楽の場合、極めて微妙な音程をからだでみんな知っている    わけ。ところがそれを教えるとき全部平均化しようとするでしょう。
    平均律じゃないけど、日本の音楽の、たとえばなんともいえない微妙な間(マ)とかそういうもの    があるじゃない、こうきたら、相手がストンといくとか、そういうものが全部普通のなんでもない     拍の中に入っていっちゃう。そういうことでしか勉強できなくなったわけ。僕の「ノヴェンバー・ス    テップス」を鶴田錦史さんがやるときに、彼女が五線譜の読み方を勉強するというんですよ。僕    はその時それはしないでください、とお願いしたの。そんなことをしたら肝心の彼女の音楽が失    われてしまう。西洋音楽とはぜんぜん違う民族音楽があっていいじゃない。(以下略)「音楽      は、さっきもいったように、最も素朴でいいものだよね。僕はそうじゃなければ音楽の役割はな    んにもないと思うな。政治とか科学とかがすごく極端に進んできているときに、時どきそれを引    き戻すのが、音楽の役割だと思うよ」(敬称略)
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